第32回日本ハンドセラピィ学会オンライン学術集会にあたって

 

第32回日本ハンドセラピィ学会学術集会
会長 西村 誠次
金沢大学医薬保健研究域保健系

 


 

このたび新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の国内外における感染拡大に伴い、2020年4月24日(金)、25日(土)に予定しておりました第32回日本ハンドセラピィ学会学術集会の通常開催を中止とし、会員皆様のご理解のもとオンライン開催をさせていただくことになり深く御礼申し上げます。

本学術集会のテーマは「ハンドセラピィの伝承と挑戦」とし、伝承とは現実をしっかり把握し、挑戦とは希望を持ってそれを実践することであると考えております。これらの実現には、基礎と臨床の学術的連携を深め、国際的視野で検証・挑戦し、そして何よりも手外科医とセラピストの連携がさらに深まることが大切だと考えております。オンライン開催の最終日は8月10日で「手(ハンド)の日」であります。今後も「人と人との繋がり」を深め、さらに本学会が学際的かつ国際的に発展していくことを願っております。

今回のオンライン開催では、通常開催で予定しておりましたワークショップ、シンポジウム、一般演題(学会賞セッション、口述発表、ポスター発表)は、動画および静止画で視聴可能となっております。特別講演「末梢神経損傷治療の現状と未来」(池田和夫先生 金沢医療センター)と、教育講演「手指屈筋腱一次修復術の最前線」(森谷浩治先生 新潟手の外科研究所)におきましては、残念ながら本学会の機関誌掲載のみでご覧いただき、また国際講演(Sarah G. Ewald, Switzerland, IFSHT Past President)においては、大山峰生理事長、野中信宏次期大会長のご配慮で来年度の学術集会に招聘させていただくことになりました。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

本学会は1988年に設立され私が臨床の場に立った年でもあり、今回で32回目の学術集会を迎えます。オンライン開催は本学会としてはじめての試みとなりますが、本学術集会が少しでもハンドセラピィの技術・実践の伝承の場となり、新しい研究実践・挑戦に繋がる機会となることを願っております。多くの方々のご参加を心からお待ち申し上げます。

最後に、このたびの通常開催の中止に伴い多くの手外科医、セラピストの先生方から激励のお手紙、メール、お電話等をいただき、多くの勇気と希望をいただきました。この場をお借りし改めて深く御礼申し上げます。また、通常開催およびオンライン開催の準備を通して約2年間ご協力ご支援をいただいた、藤目智博実行委員長、小田桐正博運営局長、堀江翔事務局長をはじめ各実行委員、運営委員の方々に深く感謝申し上げます。


 

 連絡・問い合わせは下記メールアドレスにお願いいたします.

 

 第32回日本ハンドセラピィ学会学術集会事務局

 

 jhts32nd@gmail.com